「生産技術ってどんな仕事をしてるの?」
「生産技術として働く魅力ってなに?」
このように生産技術の仕事について疑問を持っていませんか?
生産技術は技術職の1つとして耳にしますが、どんな仕事をしているのかよくわからないですよね。
では、生産技術はどんな仕事をしているのでしょうか?
そこで今回は、生産技術として3年の実務経験がある筆者が
- 生産技術の仕事内容
- 生産技術のメリット・デメリット
- 生産技術に求められる能力・スキル
- 生産技術に向いている人の特徴
- 生産技術の年収
- 未経験から生産技術になる方法
について詳しく解説します。
この記事を見れば生産技術エンジニアの全体像が必ずわかります。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
そもそも生産技術エンジニアとは?具体的な仕事内容を紹介
生産技術とは製造業の生産現場において、モノづくりをするための生産体制を整える仕事のこと。
いくら製品設計が優れていても、生産体制が整っていないとモノづくりはできません。
生産技術は日本のモノづくりを支える重要な仕事です。
生産技術の具体的な仕事内容は、以下の5つです。
【生産技術エンジニアの仕事内容】
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.生産性の高い効率的な生産ラインの構築
生産技術のメインの仕事は、生産性の高い生産ラインを構築することです。
いい換えると「高品質な製品を安く、はやく生産できるラインをつくること」ともいえます。
ここでいう「生産性」には、以下の2種類があります。
生産性の種類 | 意味 |
---|---|
資本生産性 | 工場の設備がどれだけモノを生産できるかを表す |
労働生産性 | 工場で働く人がどのくらい効率よく生産できるかを表す |
「資本生産性の高さ」は設備の稼働効率を表し、「労働生産性の高さ」は作業者の生産効率を表します。
生産性は会社の利益率に直結するため、生産性の高いラインをつくることはとても重要です。
生産性の高いライン構築は簡単ではありませんが、その分やりがいのある仕事です。
2.既存の生産工程の改善
既存の生産工程も、より優れたラインにするために改善を行う必要があります。
改善の目的は以下のとおりです。
【既存の生産工程を改善する目的】
- 生産性を高めて利益率を上げる
- 作業者のやりにくい作業を減らす
- ケガ、災害が発生しない安全な生産ラインにする
改善を行うためには日頃から工場全体を観察し、問題点を認識しておかないといけません。
実際に作業している人にしかわからないことも多いので、コミュニケーションを取って問題点を吸い上げることが重要です。
3.新しい生産技術の開発
生産技術エンジニアは、新しい生産技術の開発をすることもあります。
新技術を開発する理由は、主に以下の3つです。
【新技術を開発する理由】
- 製品設計の仕様上、既存の設備ではモノづくりができないため
- 現状より生産性を上げるため
- 業界内で優位な地位を築くため
設計の仕様上モノづくりができないときには、新技術を開発するしかありません。
また、生産性・業界での地位向上のためにも、新しい生産技術の開発は重要です。
4.関係部署との調整業務
生産技術の仕事は、多くの関係部署と協力することで成り立っています。
そのため、関係部署との調整業務も生産技術の重要な仕事です。
具体的には、以下などの部署と関わります。
【生産技術が関わる部署】
- 製造部門
- 設計部門
- 研究部門
- 品質保証部門
- 営業部門
調整業務とは生産技術の仕事を円滑に進めるために、他部署に協力を依頼したり要求を伝えたりすることです。
調整業務の例としては、以下などがあげられます。
【調整業務の例】
調整を依頼する部署 | 調整内容 |
---|---|
製造部門 | トライ検証を行うために生産ラインを止めてもらう |
設計部門 | 量産化が難しい設計仕様を変更してもらう |
生産技術から依頼するばかりではなく、反対に協力を要請されることも多いです。
お互いに気持ちよく仕事をするためにも、普段から良好な人間関係を築くことが大切です。
5.標準類の整備
生産に関わる標準類を整備することも、生産技術の仕事になります。
標準類とは作業の手順や方法を、言葉・図・写真などを用いて表現したものです。
標準類をつくる目的としては、以下などがあげられます。
【標準類をつくる目的】
- 確実に高品質な製品をつくる(不良を発生させない)
- 作業手順を一定にして生産性を高める
- 危険な作業をさせない
新たな設備を導入したり既存工程を改善したりしても、作業者が決められたやり方でモノづくりをしなければ効果は得られません。
改善効果を確実に上げるためにも、標準類の整備は重要な業務といえます。
生産技術エンジニアの5つのメリット
続いて、生産技術のやりがいや魅力をお伝えしていきます。
生産技術のメリットは以下の5つです。
順に確認していきましょう。
メリット1.自分が設計した設備や工程で生産が行われる
生産技術のもっとも大きなやりがいは、自分が手掛けた設備や工程で生産が行われることです。
量産稼働できる生産ラインをつくるまでには、たくさんの苦労があります。
新たに立ち上げた設備や生産ラインは、そのまま10年以上使われ続けることもあります。
苦労して立ち上げた工程で初めて生産が行われる瞬間は、この上ないほどやりがいを感じるものです。
メリット2.業務の幅が広くさまざまな知見が得られる
生産技術の仕事は多岐にわたるため、業務をしていると自然に多くのことが身に付きます。
たとえば、以下などの知識が身に付きます。
【生産技術が習得できる知識】
- 材料の知識
- 電気や機械の知識
- 安全管理の知識
- 生産コストの知識
- マネジメントの知識
幅広い知識がある生産技術は、キャリアアップしやすいといわれることも多いです。
実際に、海外拠点の社長や事業部長、工場長といった役職の方は、生産技術の出身であることが多いです。
出世したいと考えている人にとっては、幅広い知識が身に付くことはメリットといえるでしょう。
メリット3.業務の自由度が高い
生産技術は1人で工場全体を任せられることも多く、裁量権が大きい仕事です。
どのような生産ラインにするか、どのような設備設計にするかなどを自由に決められます。
もちろん予算に制限はありますが、自分の思いや考えを形にしやすいことは間違いありません。
自由度が高い仕事をしたい方には、おすすめの職種といえます。
メリット4.成果を出すと現場の作業者から感謝される
やりにくい作業、不安全な作業、大変な作業などを改善すると、作業者は喜んでくれます。
自分の仕事が人の役に立っていると実感できれば、誰しも喜びを感じるものでしょう。
生産技術がつくった工程で生産を行う現場の作業者は、生産技術にとって「お客さん」です。
作業者からの感謝の言葉は、生産技術にとって大きなやりがいになります。
メリット5.海外で活躍できる可能性がある
大手の自動車関連メーカーなど世界中に拠点を持つ企業では、海外で活躍できる可能性が大いにあります。
具体的には、新製品や新しい生産ラインの立ち上げに伴い、海外赴任・出張に行くことが多いです。
現地スタッフをまとめる立場で行くことがほとんどなので、マネジメントスキルが身に付いたり、技術力が向上したりします。
海外で働きたいと考える人には、うれしいメリットといえるでしょう。

生産技術エンジニアの5つのデメリット
どんな仕事でも、よい面だけでなく悪い面が存在します。
ここでは、生産技術エンジニアのデメリットを5つご紹介していきます。
詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
デメリット1.ケガや災害のリスクが身近にある
生産技術が携わる生産現場には、ケガや災害の元となる危険源が多くあります。
たとえば、機械の設定を誤っていたり感電対策がされていなかったりすると、取り返しのつかないような災害につながってしまいます。
何より現場の作業者にケガを負わせてしまうリスクがあるため、常に緊張感を持って仕事を進めないといけません。
危険と隣り合わせな仕事であることは、生産技術のデメリットといえます。
デメリット2.残業や休日出勤が多い
生産技術の仕事は、生産現場が止まっているときにしかできないことも多いです。
このような仕事は生産が終わる定時以降にしか行えないため、必然的に残業時間が長くなります。
また、生産現場では急なトラブルが発生しやすく、これらに対応しなければならないことも残業が多くなりがちな理由の1つです。
残業では時間が足りなかったり、大がかりな工事を行ったりするときには、休日出勤して対応することもあります。
デメリット3.上流工程のしわよせを受け納期に追われることが多い
製品の出荷納期は、上流工程が設計などに着手した段階で決まっています。
対して生産技術の仕事は、開発や品質評価などが終わり正式な図面が発行されないと始められません。
つまり、設計や品質保証といった上流工程の納期が遅れると、その分のしわよせが生産技術にくるということです。
実際、上流工程の納期が遅れることは多くあり、しばしば生産技術は苦しめられます。
デメリット4.さまざまな人たちと人間関係を構築する必要がある
生産技術は製造部門や開発部門、営業部門など、さまざまな人たちと関わりがあります。
他部署の人とも協力して円滑に業務を進めるためには、よい人間関係を築くことが大切です。
生産現場には、やんちゃそうな人や見た目が怖い人も多くいます。
さまざまな人たちと人間関係を築くのが苦手な方は、少し苦痛に感じるかもしれません。
デメリット5.国内外問わず出張が多い
他拠点で新製品や設備を立ち上げることも珍しくないため、生産技術は出張に行くことが多いです。
工場は田舎にあることがほとんどなので、移動にも多くの時間がかかります。
また、海外にも工場がある企業なら、海外出張に行かなければならないこともあります。
出張が多いことも、人によってはデメリットに感じるでしょう。

生産技術に求められる能力・スキルとは
生産技術に求められる能力・スキルは以下の3つです。
順に解説していきます。
1.コミュニケーション能力
生産技術は他部署の人たちと協力して業務を進める必要があるため、コミュニケーション能力が求められます。
とくに、実際に生産を行う製造現場の人たちと仲良くなることは大切です。
なぜなら、製造部に協力を依頼する場面はたくさんあるからです。
作業者にしかわからない問題点を聞き出すためにも、普段からよい関係を築いておくことが重要といえます。
2.現状を正確に分析する力
生産技術には現状の問題点を把握し、理想とのギャップを埋めるための最適な対策をすることが求められます。
そのため、既存工程の現状(問題点)を正確に分析する力が必要です。
新たな設備を導入するときには、数百万~数千万円のお金がかかることも珍しくありません。
効果が得られる対策をするためにも、問題点をしっかりと見極めることが大切です。
3.柔軟な発想力
生産現場では予想外のトラブルが発生することも多いです。
たとえば、以下などのトラブルが発生します。
【生産現場で起こるトラブルの例】
- 設備トラブル
- 治具の破損
- ケガや災害の発生
- 作業者の無断欠勤
- 急な納品依頼
柔軟な発想力があれば、急に問題が発生しても臨機応変に対応できるでしょう。
あらゆる問題に対応する生産技術には、発想力も求められます。

生産技術エンジニアに向いている人の特徴5つ
生産技術に向いている人の特徴は以下の5つです。
それぞれ確認していきましょう。
1.モノづくりが好きな人
生産技術は工場につきっきりで、トライ検証や改善業務を行うことが多くあります。
一日中、工場で作業を行うことも珍しくありません。
モノづくりや工場での作業によいイメージがない人は苦痛に感じるかもしれませんが、反対に興味・関心のある人にとってはこの上ない仕事です。
心からモノづくりが好きな人なら、前のめりになって仕事に没頭できるでしょう。
2.コミュニケーション能力が高い人
繰り返しになりますが、生産技術は多くの人たちと関わりながら仕事を進める必要があります。
そのため、仕事を円滑に進めるためにコミュニケーション能力は欠かせません。
さまざまな人とコミュニケーションを取ることが好きな人なら、気負いすることなく楽しく働けるでしょう。
コミュニケーション能力が高い人は、生産技術に向いているといえます。
3.困難な状況でも前向きに考えられる人
生産技術は現場の作業者から厳しい言葉を投げられることも多いです。
作業者にとってうれしい改善をすれば感謝を伝えてくれますが、反対にやりにくい工程をつくってしまうと悪口や暴言を吐かれることがあります。
そんなときネガティブな考え方をしてしまうと、改善のアイデアが浮かばずさらに関係性が悪化してしまいます。
困難な状況でも前向きに考えられる人の方が、生産技術の適性があるといえるでしょう。
4.スピード感を持って取り組むのが得意な人
生産技術が担当する生産現場では、日常的にトラブルが発生します。
しかし、トラブル対応は通常業務と同時並行で進める必要があるので、あまり多くの時間はかけられません。
そのため、柔軟な発想力でスピード感を持って対応することが求められます。
スピード感を持って取り組むのが得意な人は、生産技術に向いているといえます。
5.海外で働くことに憧れがある人
生産技術は他の部署と比べて、海外出張や海外赴任に行ける可能性が高いです。
なぜなら、生産技術が行う新製品や新規設備の立ち上げなどは、国内からの支援では成りたたない業務だからです。
モノづくり企業の多くは、製造コスト削減のために海外にも工場を持っています。
海外で働くことに憧れがある人には、生産技術はおすすめの職種といえます。

気になる生産技術の給料は?日本の平均年収と比較してみた
求人ボックス給料ナビによると、生産技術の平均年収は473万円です。
国税庁が公表している日本の平均年収が441万円なので、一般的なサラリーマンと比べると高収入であるとわかります。
とはいえ、あくまでも平均年収なので、実際の収入は個人が持つスキルや会社の待遇によって異なります。
残業時間や出張回数などによっても収入は大きく変わるので、生産技術の求人を探すときにはこれらの項目もチェックするとよいでしょう。

将来性なし?生産技術エンジニアのキャリアパスを解説
ここでは、生産技術エンジニアのキャリアパスについてお話していきます。
生産技術として経験を積むと、以下のようなキャリアを目指せます。
【生産技術のキャリアパス】
- 海外拠点の社長
- 事業部長
- 生産工程の責任者
- 工場長
- 製造業務のコンサルタント
一般的には、工場長や生産工程の責任者といったマネジメント職にキャリアアップすることが多いです。
その後のステップアップとしては、事業部長や海外拠点の社長といった役職が考えられます。
ほかには、製造業務に関するコンサルタントになる選択肢もあります。
コンサルティング会社に転職してキャリアを積めば、フリーランスとして独立することも可能です。

生産技術エンジニアになるために有利な資格とは
基本的には、生産技術エンジニアになるために必須な資格はありません。
もちろん会社によって異なりますが、未経験からでも基礎的なPCスキルがあれば採用してもらえる可能性は十分にあります。
とはいえ、取得しておくと企業に好印象を与えられる資格はあります。
たとえば、以下などの資格です。
【取得すると選考で有利な資格】
資格の名前 | 内容 |
---|---|
CAD利用技術者試験 | 設計に用いるCADの技術知識を証明する資格 |
機械保全技能検定 | 設備のメンテナンス業務に必要な知識を証明する資格 |
情報処理技術者試験 | 情報処理に関する一定以上の知識や技能を証明する資格 |
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS) | オフィスソフトに関する知識を証明する資格 |
生産技術者マネジメント資格(CPE) | 生産技術の管理者やこれから管理者を目指す人に向けた資格 ※生産技術の経験が5年以上ある人が対象 |
CADを用いて設計を行う会社は多くあるので、何か資格を取得したい方はCADの勉強をすることをおすすめします。
しかしながら、CADは入社してから実務を通して学べる機会もたくさんあります。
応募条件として明記されていなければ、資格以外の対策をして選考に進む方が効率的です。
具体的な対策内容については、次章にて解説していきます。

【未経験OK】生産技術エンジニアへの転職を成功させる3つのポイント
結論からお伝えすると、未経験でも生産技術に転職することは可能です。
とくに現場経験や技術職の経験がある方は、未経験からでも転職しやすいです。
ここからは、未経験から生産技術を目指すあなたに向け、転職成功のコツを解説していきます。
未経験からの転職を成功させるポイントは、以下の3つです。
さっそく確認していきましょう。
ポイント1.志望動機をしっかりと考えておく
未経験からの転職を成功させるためには、志望動機をしっかりと考えることが大切です。
なぜなら、「生産技術になりたい!」というあなたの熱意が伝わらなければ、企業はスキルや経験のない未経験者を採用しようとは思わないからです。
志望動機を考える際には、以下の項目について深掘りすることをおすすめします。
【志望動機を考える際のポイント】
- 生産技術のどこに魅力を感じているか
- なぜその業界を選んだのか
- なぜその会社を選んだのか
志望動機では生産技術に対する憧れだけでなく、志望する会社に対する熱意も伝えることが大切です。
詳しくは以下の記事で解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

ポイント2.自分の強みや弱みを整理する
自分の特徴を理解した上で、生産技術という仕事にどのように貢献できるかアピールすることも重要です。
未経験から生産技術を目指す場合でも、少しは力が発揮できそうなことがあるはずです。
【自分の強みをアピールする例】
- コミュニケーション能力が強みなら、調整力があるとアピールする
- 現場経験があるなら、そこで培ったモノづくりのノウハウをアピールする
上記のように、生産技術に活かせる自分の強みがないか考えてみてください。
「自分の強みがよくわからない…」という方は、無料で使える自己分析ツールを活用するのもおすすめです。
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ポイント3.転職エージェントを活用する
転職を成功させる3つ目のポイントは、転職エージェントを活用することです。
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【転職エージェントが提供するサービス】
- 転職活動に関する相談への対応
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- 求人紹介
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転職エージェントは求職者を企業に紹介することで、企業から人材紹介手数料を受け取っています。
そのため、求職者は完全無料で利用できますが、何も不安に感じる必要はありません。
未経験から転職できる会社や、求人サイトには掲載されていない非公開求人も紹介してもらえます。
転職活動をするなら、求人情報を集めるためだけにでも利用することをおすすめします。
【無料で使える】生産技術を目指す人におすすめの転職エージェント3選
ここでは、生産技術を目指す人におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
- 「マイナビメーカーAGENT」
大手×専門性のいいとこ取りをしたい人におすすめ - 「メイテックネクスト」
製造業に詳しい担当者に相談したい人におすすめ - 「リクルートエージェント」
どこに登録すべきかよくわからない人におすすめ
いずれも無料で手厚いサポートが受けられる転職エージェントばかりです。
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マイナビメーカーAGENTは、株式会社マイナビが運営する「製造業」「メーカー」などに特化した転職エージェントです。
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【メイテックネクストの特徴】
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エンジニア専門の転職エージェントなので、大企業だけでなく優良な中小企業の求人も数多く保有しています。
ただし、求人数の8割はサイトには掲載されていない非公開求人なので、求人をチェックしたい方は会員登録が必要です。
どこに登録すべきか迷うなら「リクルートエージェント」
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- あらゆる業界に対応している
- 豊富な実績をもとにサポートしてくれるため内定率が高い
- コンサルタントの交渉力が高い
リクルートエージェントは、求人数や支援実績が業界トップの転職エージェントです。
とにかく幅広い求人を取り揃えているので、どんな方でも希望の求人が見つかります。
また、コンサルタントは豊富な経験やノウハウを持っているので、サポートの質も高いです。
どの転職エージェントを利用するか迷っている方は、まずはリクルートエージェントへの登録をおすすめします。
まとめ:生産技術には向き不向きがある!未経験でも興味があるなら今すぐ行動しよう
今回は生産技術の仕事内容やメリット・デメリットなどについて徹底解説しました。
生産技術の全体像について理解が深まったと思います。
最後に、生産技術に向いている人の特徴を再度確認しましょう。
- モノづくりが好きな人
- コミュニケーション能力が高い人
- 困難な状況でも前向きに考えられる人
- スピード感を持って取り組むのが得意な人
- 海外で働くことに憧れがある人
生産技術は未経験からでも転職できる職業です。
生産技術に興味があり上記の特徴にも当てはまる人は、生産技術エンジニアになることをおすすめします。
優良企業への転職を成功させたいなら、転職エージェントを活用してプロのサポートを受けるようにしましょう。
【無料で使えるおすすめの転職エージェント】
- 大手×専門性のいいとこ取りをしたいなら「マイナビメーカーAGENT」
- 製造業に詳しい担当者に相談したいなら「メイテックネクスト」
- どこに登録すべきか迷うなら「リクルートエージェント」
生産技術に少しでも興味がわいた方は、まずは転職エージェントに登録して求人チェックすることをおすすめします。